洋裁店「Coco made(ココメイド)」(宮崎市橘通東3)がオープンして、9月29日で2カ月がたつ。
店主の鈴木信子さん自ら仕立てた服や作家の小物類などを置く同店。鈴木さんは2年前まで、東京でパタンナー(型紙)や縫製士の仕事を25年ほど務めてきた。「見た目のかわいさを重視するだけではなく、着心地も良く、長いシーズン着られる服を型紙から作っている」と話す。
鈴木さんが作る服はポケットが付き、ワンサイズでもゴム替えができて誰の体形にでも合うのが特徴。縫製は柄に合わせ糸を都度変えたり、劣化の起きにくいロックミシンがけを施したりしているという。「数カ月おきに東京に布地を買い付けに行く。カラフルな色目の服が初めての人でも、試着すると気に入ってもらえることが多い」と鈴木さん。
鈴木さんが作る衣類には「スカート」(6,000円~)、「トップス」(5,800円~)、「ワンピース」(8,900円~)などを用意。ほか、鈴木さんの母が作るニットや宮崎の切り絵作家の呼澄(こずみ)さんの作品、田shikaku(しかく)さんの植物、福岡の複数の作家のターバン・布小物・アクセサリー・粘土小物などもそろえる。店内には鈴木さんが飼う2匹の看板犬がいることもあり、ペットの入店も可能。
鈴木さんは「毎日着られる服を目指す。今後はオーダーも受ける予定」と意気込む。
営業時間は11時~17時。