スノーピーク(新潟県三条市)直営の「スノーピーク都城キャンプフィールド」(都城市関之尾町、TEL 0986-57-8881)がオープンして、6月27日で2カ月がたった。
区画を占有して使えるサイト。車も横付けでき、快適にキャンプを楽しめる(写真提供=スノーピーク都城キャンプフィールド)
日本の滝百選に選ばれている関之尾滝や、火山の噴火によってできた甌穴群など、雄大な自然が楽しめる観光スポット「関之尾公園」が、通過型から滞在型の観光施設を目指してリニュアールしたという。同社が展開する直営のキャンプフィールドは、南九州では初となる。
キャンプフィールドはフリーサイトをはじめ、関之尾滝を望むサイトや開放的な川沿いの空間のサイトなど合わせて100のテントサイトがあり、さまざまな宿泊体験ができる。温水を使える炊事棟や24時間利用可能なシャワールームなども備えているほか、キャンプに必要な道具一式も貸し出す。アウトドア初心者でも安心して楽しめるよう、トイレ・浴室付きのコテージも設置。建築家・隈研吾さんとスノーピークが共同開発した、自然との距離を近く感じられる造りになっているモバイルハウス「住箱-JYUBAKO-」も用意する。
施設内には、県内初出店となるスノーピークの直営店や都城の肉を使ったレストラン、地元の食材を使う自家製ドーナツを提供するカフェなどを備え、宿泊客以外も食事や買い物、公園の散策を楽しめるようにする。
田中芳正店長は「県内外から多くの人に来ていただいており、8月は平日・週末共に既に満室になっているが、トレーラーハウスやキャンプサイトは若干の空きがある」と話す。
営業時間は10時~18時。水曜定休。