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宮崎のテニスプレーヤー・大岐優斗選手がプロ転向後初優勝 全日本選手権にも

「第99回毎日オープンテニス選手権」で優勝に輝いた大岐優斗選手

「第99回毎日オープンテニス選手権」で優勝に輝いた大岐優斗選手

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 佐土原高校卒業で宮崎市を拠点に活動をするプロテニスプレーヤーの大岐優斗選手が、5月20日~25日に大阪で行われた「第99回毎日オープンテニス選手権」で初優勝を手にした。

得意のフォアハンドストロークを生かして勝利を掴む大岐選手

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 昨年11月、プロに転向した大岐選手。3月に佐土原高校を卒業後、「いちご」(東京都千代田区)のプロスポーツマネジメント事業のテニス部に所属。指導陣には伊達公子さんなどをグランドスラムに導いた小浦猛志ゼネラルマネジャー、日本協会ナショナルトレーナーを歴任した山本修嗣ストレングストレーナー、大岐選手を幼少期から育成してきたシーガイアテニスアカデミーの小林真吾ヘッドコーチ、プロスポーツ選手のパーソナルトレーニングやテゲバジャーロ宮崎のフィジオセラピストを務める菅原康史さんを迎え、「宮崎から世界へ」を合言葉に一丸となりサポートしている。

 25日の男子シングルス決勝では、ノーシードから勝ち上がってきた大岐選手が、第2シードの柴野晃輔選手(LUCENT ATHLETE WORKS)に4-6、6-4、6-2で逆転勝利を収め、優勝を飾った。男子ダブルス決勝は1-6、3-6で準優勝。大岐選手は「立ち上がりは自分のテニスができなかったが、後半は立て直せた」と振り返る。

 大岐選手は、5月11日~20日に開催された「関西オープンテニス選手権大会」でも準優勝し、10月に開催される全日本選手権への出場を確定させた。「優勝を目指し、グランドスラムやオリンピックで活躍できる選手になりたい」と大岐選手。小林ヘッドコーチはプロ転向後半年での優勝に、「これを機に世界で活躍できる選手になれるよう練習してきたい」と話す。

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