一棟貸しの古民家宿「まるしっぽ邸-Marushippotei-」(高原町蒲牟田)がオープンして、6月1日で2カ月がたつ。経営は「Sano Farm」(蒲牟田)。
宮崎県出身で、7年前に高原町に移住した南崎友美さんがオーナーを務める。2年半前にオープンした古民家宿「Sano Farm」(現在は休業中)に続く宿泊施設で、「Sano Farm」を運営する中で生まれた南崎さんや客からのアイデアを生かした造りになっているという。
「1棟目よりさらに過ごしやすく、子ども連れの家族にも満足してもらいたい」と、施設内にはロフトやハンモック、子ども向けのおもちゃ、ボードゲームを備えた。高原町内の温泉施設や観光スポット、飲食店などの情報も掲示。「お客さまに高原町を丸ごと楽しんでもらいたい」と南崎さん。
南崎さんは「ホタルや狭野神楽、祓川神楽など季節ごとに応じた高原町独自のものを味わってもらうためにも、リピートや長期滞在を目指していきたい。当施設での宿泊を通じて、お客さまにとって高原町が第二のふるさとのような存在になれば」と話す。
料金は宿泊人数や時期などにより変動する。