生こうじを使うメニューを提供する「発酵食堂SUN(サン)」(西都市下三財、TEL 080-1985-9361)がオープンして、4月1日で1カ月がたつ。
総菜3種の麹漬け塩唐揚げのランチ(写真提供=発酵食堂SUN)
店主の児島純代さんは「三財地区の環境や景色を気に入り移住した。周辺に生こうじを作っている人が多いと気付き、こうじを活用したメニューを提供する飲食店を開業しようと決めた」と話す。
セルフオーダーシートに記入して組み合わせを選べるランチ(900円~1,500円)は「本日のメイン」から1種、総菜を3種まで選べ、日替わりスープ、小鉢、漬物が付く。ご飯は200円追加で小豆と混ぜて炊き、3日間の保温後に提供する「酵素玄米」へ変更できる。現在はメイン料理に「麹(こうじ)漬け塩唐揚げ」「えのきと大葉のヘルシー麹ハンバーグ」「麹漬け鮭(さけ)の包み蒸し」を用意。ほか「お子さまランチ」(980円)もそろえる。「使う材料は全て国産で、なるべく農薬を使っていないものを選び、それ以外は専用の機械で洗っている」と児島さん。
材料によっては3カ月かけて作るという「酵素ドリンク」(600円)は、「オレンジ」「りんご」「みかん」「ぶどう」「トマト」「ライム」の6種類を常時用意するほか、季節商品も提供予定。
児島さんは「コーヒーなどのソフトドリンクもあるため、カフェとしても利用してほしい。スイーツの提供も計画中。今後はこうじ調味料のワークショップなどもやっていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~16時(木曜は12時~)。水曜・日曜・祝日定休。