霧島酒造(都城市)が取り組む「第22回ニシタチ霧島フラッグデザインコンペティション」の受賞作品が決定し、3月5日、ホテルJALシティ宮崎(宮崎市橘通西4)で贈賞式が行われた。
県内最大の繁華街である宮崎市西橘通り、通称ニシタチの街並みを彩るフラッグのデザインコンペティションで、今回で22回目を迎えた。制作テーマは「ニシタチ宝箱~ワクワク ドキドキ~」。ニシタチでワクワク・ドキドキを感じる瞬間がたくさん生まれてほしいという思いを込めた。県内のデザイナーから計37作品の応募があり、4作品を選出。受賞者には賞状と記念品を贈呈した。
最優秀賞に選ばれたのは、ワニナルデザインの高(高ははしごだか)見美鈴さんの作品。「色彩豊かなユーモアあふれる動物によって、季節とともに移ろいゆく思いが表現されており、日々ニシタチに流れる宝物のような『時』の素晴らしさを感じさせる作品」であることが受賞のポイントとなった。
同社の江夏拓三専務は「今回は例年に比べ、さらにレベルが上がったと思う。新しい時代を感じさせる作品だった」と総評する。
受賞した4作品のフラッグは来年2月末まで、ニシタチに掲出する予定。