宮崎市のバッグ専門店「バッグのあつた」(宮崎市吉村町、TEL 0985-27-2968)が入学シーズンを前に、ランドセルのオリジナルブランド「Oeuf+(ウフプラス)」を立ち上げた。
左右のベルトが別々に動くため、体型に関係なく子どもの動きにフィットするという
社長の熱田陽子さんは「多様性の時代になり、ランドセルに求められることも変化してきた。しかし、日本独自のランドセルは理にかなっている部分も大きい。本当に必要な機能を見直し、今の時代に合ったランドセルを考えた」と話す。ブランド名は、「子どもや思い出といった大切なものを丁寧に育んでほしい」という思いを込めて、フランス語で「卵」を意味する名前に決めた。
ランドセル販売28年のキャリアを持つ同店が立ち上げた同ブランドは、サイズや重さ、素材、安全性、「飽きのこない」デザインなど10のポイントに着目。約1180グラムとランドセルの中でも軽量であるのも特徴。ほか、ランドセルのへり巻部分が悪天候や夜道で反射する仕様や、体にフィットする柔らかいクッションなども備える。
「洋服を選んでおしゃれを楽しむようにランドセルも着せ替えができるように」と、カスタムで選べるリボン7色(1色1,320円)も用意。「その日の気分でリボンを変えるなど、楽しんでもらえたら」と熱田さん。
自宅で背負って、色やデザイン、機能を検討することができるよう、現在、ランドセルの試着貸し出しを行っている。5色から選んだ好きなカラーのランドセルを自宅に発送する。手数料は1,000円。
価格は7万9,200円。営業時間・定休日は店舗による。2月23日~25日にかけて、「バッグのあつた ボンボンボヤージュ店」(吉村町)内で展示会も開催。