生花店「Flannel(フランネル)」(西都市岩爪)がオープンして、1月24日で1カ月がたつ。
店名になった白いフランネルフラワー。インスタグラムのアイコンに使用するフランネルフラワーのイラストは、齋藤さんの娘が描いたもの
店主の齋藤麻里子さんは「西都市は花屋が少なく、普段の生活の中で花を飾るきっかけ作りがしたと開業を決意した。店舗は古い車庫を改装した」と話す。
店内では可能な限り県産の花をそろえる。現在は、1月に宮崎県総合農業試験場から新品種として発表されたスイートピーで、紫の濃淡2色の模様が入る「詩(うた)かすみ」をはじめ、色とりどりの生花やドライフラワーを並べる。
花束・アレンジメントは2,000円から用意。齋藤さんは「売れ残りなどで廃棄するフラワーロスを無くす取り組みとして、自作のドライフラワーをスワッグなどに使ったり、ワンコインの小さい花束(500円)を作ったりすることで、気軽に手にしてもらうようにしている」と話す。
昨年末にはビーズアクセサリー作家としての活動経験を生かし、「しめ縄リース作り」の講師も務めた。「毎年しめ縄作りは続けたい。今後は要望があればその時々の花を使い、店内で『アレンジを楽しむ会』(3,000円~)を開催していきたい」と話す。
営業時間は11時~17時(土曜は10時~16時)。日曜・月曜定休。