「Whiskey Bar KC’s(ウイスキーバー ケイシーズ)」(宮崎市橘通西2)が12月15日、宮崎市にオープンした。
ウイスキーを置く棚。「山崎」「響」などの日本のウイスキーもそろえる
店主の田島慶士さんは約8年間海外で働いた後、今年8月に地元・宮崎にUターン。メキシコに住んでいた際にオープンしたバーに続く2店舗目となる。田島さんは「海外でウイスキーバーは社交的な場。宮崎でも手軽にウイスキーを楽しめる場を作りたいと思った」と話す。「店名は自分の名前の慶士(けいし)から付けた」とも。店内はカウンターのみ。7人まで収容可能。
学生時代からウイスキーを嗜(たしな)んできたという田島さん。「ウイスキーは味と価格帯が比例する。その正直さも好きな理由の一つ」と話す。
店内では、テネシーウイスキーやスコッチなど150種類以上のウイスキーをそろえる。価格は全て瓶の後ろに記載する。「ウイスキーとの出合いを大切にしてほしいと、お客さまの飲んだことのないウイスキーは割安で提供することもある。接触機会を増やしてほしいと、一本買うには勇気がいるような酒も手軽な価格帯で用意している」と田島さん。自身が筋トレをすることなどから、今後は高タンパクホットサンドや鶏ハムなどのフードも提供する予定。
現在は30~50代の利用が多いという同店。「優しい価格帯で飲める店になっているのでウイスキー初心者から中級者、上級者まで楽しんでほしい。『ウイスキーバー=敷居の高い場所』と考える人も多いと思うが、フラッと気軽に入ってほしい。おひとりさまも歓迎」と田島さん。
営業時間は20時~翌2時。