宮崎市の若草通りで9月1日、「若草通り防災イベント~シェイクアウト訓練&まちなか防災イベント~」が開催される。主催は宮崎サンシャインエフエム。
黒木さんが企画した5月27日の「宮崎県防災の日」にイオンで行われた防災イベントの様子
中心市街地に安心して遊びに来られるまちづくり、防災コンサルタントとの交流の場を設けて人、街、防災をつなげる、防災の意識を持ってもらうなどを目的にスタートした防災イベント。若草通りでの開催は今回が初めて。
同イベントを企画した「Mamoruwa」代表で防災コンサルタントの黒木淳子さんは「商店街が防災訓練をすることはあまりないはず。物が多いので災害が起きた時にどう対応するか、消火器がどこにあるかなどを確認してもらえれば。安心して街なかに買い物に来てもらえるように毎年やっていきたい」と話す。
当日は、AED訓練、消火器体験、消防車の展示、防災グッズ販売のほか、宮崎市内のアマチュア演劇集団「劇団SPC」のラジオドラマ公演、サンシャインFMの公開生放送を行う。10年ほど前に米カリフォルニアで考案された、「しゃがむ」、「隠れる」、「じっとする」という「安全行動」への一斉参加を呼び掛けるシェイクアウト訓練も行う。会場近くのコミュニティーカフェHUTTEのコーヒー提供も行う。
「被災した時は、コーヒーなど香りで癒やされる物など、自分がホッとする物があったほうがいい。自分は焼酎を防災バッグの中に入れている。親子で楽しんでもらいながら防災について考えてほしい」と黒木さん。
開催時間は13時~17時。参加無料。