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宮崎の創業96年目の石川工業が「海老酢」販売 エビ1尾を丸ごと使う

海老酢を薦める石川師康社長。宮崎空港内でのイベント開催時期に合わせ販売を開始した

海老酢を薦める石川師康社長。宮崎空港内でのイベント開催時期に合わせ販売を開始した

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 宮崎の石川工業(宮崎市佐土原町上田島)が、焼き干しエビが丸ごと1尾入るだし酢「海老酢(えびす)」を発売し、11月8日で2カ月がたった。

焼き干しエビが丸ごと1尾入る「海老酢」

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  4代目社長の石川師康さんは酢の可能性を探究し、地元の食材を生かした商品作りのほか、「お酢王子カズくん」としてワークショップや、本社倉庫内での音楽コンサート開催など幅広く活動する。石川さんは「インパクトのある商品を作りたいと考えていたところ、『酢にエビを合わせた商品はこれまでなかったのでは』と思い、考案した。商品名は縁起がいい七福神の『えびす様』に掛けた」と話す。

 1928(昭和3)年の創業時からある醸造酢「日本酢(やまとす)」をベースに、川野海産(大橋)の焼き干しエビを合わせた同商品(160ミリリットル、700円)。「エビのだし感があり、香り良い商品となっている。麺類やギョーザなどにも合う」と石川さん。「持ち運びや卓上に置くのに便利なサイズにした」とも。

 同社の営業時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。商品は同社、みやざき物産館KONNE、スーパーまつのアミュプラザ宮崎店、みやざきサンクスマーケット(以上、宮崎市)、ママンマルシェたかなべ(高鍋町)などで販売する。

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