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宮崎に「深夜食堂 むすび」 コンセプトは「ニシタチでサクッとご飯」

メニュー表を持つ吉鶴拓也店主(日替わりメニューは9月14日取材時のもの)。

メニュー表を持つ吉鶴拓也店主(日替わりメニューは9月14日取材時のもの)。

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 「深夜食堂 むすび」(宮崎市中央通1)が宮崎市にオープンして、10月4日で2カ月がたつ。

人気メニューの「おむすびセット」

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 店主の吉鶴拓也さんは、同店が入居するソシアルビルの2階で居酒屋「ざっくばらん」「スナック はなたれ」を経営。「ざっくばらんのオープン時から『あるものを生かして、ないものを作る』を理念としてきた。ニシタチには飲食店で働いている人が営業後、サクッと食べられる場所がなかったため、気軽に入りスピーディーに食べられる定食店があればいいなと思った」と話す。「一つのフロアで、居酒屋、スナック、締めまで完結する横丁のようなものを作りたかった」とも。

 コンセプトは「ニシタチでサクッとご飯」。店内には人気メニューの「おむすびセット」「TKGセット」(以上600円)、「鮭(サケ)定食」「サバ定食」(以上850円)、「しょうが焼き定食」「唐揚げ定食」(以上900円)などを用意。全てのセットにみそ汁とたくあんが付く。「みそ汁はアルコール分解を促進し、体も温めてくれるので体に良い。二日酔いを軽減し、次の日からも元気に働く活力にしてもらえたら」と吉鶴さん。

 内装は、吉鶴さんが宮崎に移住するきっかけにもなった綾町の森をイメージし、緑と茶色を基調としている。「提供するメニューは日本の食がメインなので、和風の内装にした」と吉鶴さん。席数は、カウンター=8席、2人がけテーブル=1卓、2人~3人がけテーブル=1卓。

 店名には締めの結びや、おむすびのむすび、綾町の結いの心、同フロアで出会った縁を結ぶ、今日と明日を結ぶなど複数の意味を込めているという。

 吉鶴さんは「地産地消をテーマに県内の食料自給率を上げ、宮崎の雇用を増やす目的で今後も店舗展開していきたい。同時に宮崎の魅力も発信していけたら」と話す。

 営業時間は21時30分~翌2時30分。日曜・月曜定休。

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