高原町の「ケーキハウス くるみの里」(高原町西麓、TEL 0984-42-1488)が「飲むゼリー」の販売を再開して、9月1日で1カ月がたった。
元々事務職をしていた野村フミ代さん。家族のために手作りしていたケーキやパンを生産者直売所で販売したところ好評だったことから、2010(平成22)年12月17日に同店をオープン。1月からは、息子の野村諭史さんが事業を承継。現在は親子3人で経営している。
コロナ禍における相次ぐイベント中止などにより販売を停止していた同商品。約5年ぶりに販売を開始した。ラインアップは、2色のソーダ味ゼリーから成る「空色ゼリー」や、ミカンゼリーとミルクゼリーから成る「ミルクみかん」、「虹色レモネード」、「ブルーベリーレアチーズ」(以上432円)の4種類。「味ごとにゼリーの色が異なり、その境目をきれいになじませることに苦労した」と店主の野村諭史さん。
ほか同店では、「フーちゃんの生チョコバー」「ふーちゃんのチーズバー」などを販売。同商品はふるさと納税返礼品菓子部門でそれぞれ全国1位(2020年)と全国2位(2017年)の実績を持つほか、「第3回みやざきの宝コラボグランプリ スイーツ・新体験部門」での準グランプリをはじめ数々の賞を受賞。9月には「Japan Food Selection」で金賞を受賞した 。
野村さんは「今後も県内のイベントや催し物に積極的に参加し、飲むゼリーをはじめ当店の商品を販売していきたい」と話す。
営業時間は10時~19時。木曜定休。