「劇団とんぼ座×吉本お笑いステージ」が7月22日、「たかしんホール(高鍋町中央公民館)」(高鍋町上江)で上演される。
「劇団とんぼ座×吉本お笑いステージ」公演チラシ(写真提供=劇団とんぼ座)
主催は、宮崎を拠点に県内外で公演を重ねている「劇団とんぼ座」。座長である山崎(山へんにたつさき)卑弥呼さんが立ち上げた劇団で、今年で結成26年を迎える。
ステージは3部構成で、第1部の「とんぼ座時代人情芝居」は、「笑いあり涙ありのストーリー展開」と説明し、大衆演劇の伝統的な魅力を伝える。
第2部の「とんぼ座舞踊ショー」は、日本舞踊によさこい踊りや現代的なダンスなどを交えた華やかなステージが見どころだという。「時代劇の有名な作品やオリジナル作品など数ある演目の中から、公演ごとに披露する作品や配役を話し合って決めている。日本舞踊にさまざまなスパイスを加えることで、大衆演劇にあまりなじみのない若い世代にも楽しんでもらえる」と山崎さん。
第3部では、宮崎に縁が深い2組の芸人による「お笑いステージ」を上演。大衆演劇とお笑いのコラボレーションは互いに初めての経験だが、「ジャンルは違っても、お客さんを楽しませたいという根本的な所は同じ。表現の仕方など勉強もさせてもらえて、良い刺激をもらっている」とチキンナンゴーのぶぎーさんは声を弾ませる。
副座長の皿良星弥さんは「それぞれのお客さんの反応が楽しみ。ある意味芸人さんたちとの勝負」と意気込む。「今まで見たことない人たちにこそ、ぜひ来ていただいて、会場でしか感じることのできない生の空気感を味わっていただけたら。幅広い世代にお届けできるよう、今後も新しい試みを続けていきたい」とも。
12時開場、12時30分開演。チケット料金は前売り3,500円(全席自由)で、チケットぴあや「宮交シティ」(宮崎市大淀)ほか県内の飲食店などでも扱う。