八女茶専門キッチンカー「tea stand Rin(ティースタンドリン)」が稼働を始めて、6月11日で1カ月がたった。
大淀川ゴルフ場内のレストラン「凛(りん)」を経営する木佐祐一さんと、福岡県八女市の茶の生育農家出身である妻・翔己さんが共同で、「凛」のランチ営業終了後の14時ごろから宮崎市内で稼働する。祐一さんは「初めて八女茶を飲んだ時の感激が忘れられなかった」と話す。
現在は八女市の「星野製茶園」と「牛島製茶」の茶葉を使う商品を販売する。メニューには「エメラルドミルク」「星の抹茶オーレ」「星のほうじ茶オーレ」「ティーソーダ」(以上400円)、「和紅茶」「水だし八女茶」(以上300円)などを常時用意。日替わりメニューの「八女伝統本玉露星雲」(400円)なども、天候に合わせホットまたはコールドで提供する。「八女茶は上質な玉露が特徴の一つ」と祐一さん。
祐一さんは「八女茶は生産量・流通量が少なく高額なものもあるが、お薦めの茶を味わってほしいので茶葉を小分けして販売することを検討中。宮崎も茶の産地なので、各地の茶葉をブレンドする商品も作りたい」と意気込む。
営業時間は14時~18時ごろ。出店先はインスタグラムで公開している。