食べる

宮崎にビストロ「人良」 店主の亡き父が残したソースのレシピ使うメニューも

看板メニューの「黒毛和牛ほほ肉のすき焼き」。ホロホロに煮込んだ牛ほほ肉をオリジナルの割り下で味付けしている

看板メニューの「黒毛和牛ほほ肉のすき焼き」。ホロホロに煮込んだ牛ほほ肉をオリジナルの割り下で味付けしている

  • 36

  •  

 ビストロ「人良-Hitoyoshi-」(宮崎市中央通2、TEL 090-5228-6916)が宮崎にオープンして、6月7日で3カ月を迎える。

伊万里牛をふんだんに使う「人良ピラフ」

[広告]

 日本のデザイナーズホテルの先駆けである「ホテル イル パラッツォ」のレストランで経験を積み、ホテル「JALシティ宮崎」(橘通西)の副料理長を務めた小畑吉大さんが独立開業した同店。店名は「食で人を良くしたい」という小畑さんの思いと、2つの漢字を縦に並べると「食」になることから命名した。カウンター=9席、4人がけテーブル=2卓。

 メニューには、「黒毛和牛ほほ肉のすき焼き」(2,200円)、「伊万里牛サーロインステーキ(万は旧字体)」(2,900円)、「パテ・ド・カンパーニュ」(880円)、「海の香るボンゴレビアンコ」(1,280円)などを用意。牛肉は佐賀の「伊万里牛」の畜産農家から仕入れ、みそやしょうゆも串間の生産者から直接仕入れている。「人良ピラフ」(980円)には、福岡で洋食店を経営していたという亡父が残したソースのレシピを使う。

 「手間をかけてでも、一品一品妥協しない料理を提供することにこだわっている」と小畑さん。例えば、「伊万里牛洋風もつ煮込み」(880円)で使うもつの下処理は、ゆでこぼしではなくオーブンでじっくり火を入れることで、あっさりとしつつも濃厚な味わいに仕上がるという。

 「6人から予約可能な『デザインパーティープラン』では、女性グループの場合は食事のボリュームは抑えてデザートを充実させるなど、お客さまのニーズに合わせた構成で提供している」と話す。

 営業時間は18時~24時(土曜・日曜・祝日は17時~)。火曜定休。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース