「第4回 宮崎・学生ビジネスプランコンテスト」の開催に伴う記者会見が5月18日、宮崎大学木花キャンパス(宮崎市学園木花台西1 )で行われた。
司会進行を担当する児玉泰一郎アナウンサーと総合プロデューサーの土屋有准教授
前身の「宮崎大学ビジネスプランコンテスト」を含めると7回目の開催となる同コンテスト。本年度より宮崎大学、テレビ宮崎、宮崎銀行の共同での開催が決定した。宮崎大学の教員による「アントレプレナーシップ教育プログラム」や共催企業の支援により、宮崎から世界を視野に入れ活躍する人材の育成・輩出を目指す。
県内の大学・短大・高専4年生以上を対象に、大学の技術を活用した事業や宮崎の特色を生かした事業などで、具体性のあるビジネスプランを募集する。7月中旬に書類での1次審査、8月下旬にプレゼンテーションによる2次審査を実施。決勝プレゼンテーションは10月9日、宮崎市民プラザ(橘通西)で開催し、グランプリを獲得した個人・団体には賞金30万円を贈呈する。審査には実業家などの有識者を招聘(しょうへい)する予定で、新規性や実現可能性、表現力などを評価する。これまで同コンテストに参加した学生の中には、サクラマスの養殖や養豚などで実際に起業する事例も出ている。
宮崎大学の新地辰朗理事・副学長は「宮崎の課題について、ビジネスプランを通じて学び合えるのが魅力。発表したビジネスプランに対し、社会で活躍する実業家の方々からアドバイスをもらえるのは当コンテストならでは」と話す。
宮崎銀行の西川義久常務は「コロナ禍で学生時代を過ごしたからこそ思い付くアイデアがあるはず。それがどのようなビジネスプランに育つのか楽しみ」と期待を込める。
テレビ宮崎の寺村明之社長は「多くの学生の企業家精神を後押しできるよう、共催社や協賛社と連携し、コンテストを盛り上げていきたい。各ネットワークを通じた対外的な発信にも力を入れていきたい」と話す。
応募締め切りは7月7日。公式ウェブサイトから応募できる。問い合わせは「みやざきビジコン事務局」(TEL 0985-58-7250)まで。