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道の駅「都城NiQLL」がリニューアル 防災拠点としても活用

焼酎カフェ「グラス」の様子

焼酎カフェ「グラス」の様子

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 道の駅「都城NiQLL(ニクル)」(都城市都北町、TEL 0986-38-5125)がリニューアルオープンして、5月22日で1カ月がたった。運営は「ココニクル都城」(都北町)。

「都城大弓」などの工芸品のコーナー

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 約1万8100平方メートルの敷地面積を持ち、国土交通省の「防災道の駅」に指定されている同施設。防災拠点として食料・毛布などを備蓄している。

 本棟には4つのカフェコートが並び、「shochu cafe GRÂCE」では市内4つの蔵元の代表銘柄の焼酎を200円(180ミリリットル)から提供。テイクアウト専用容器は50円で販売する。ほか、道の駅限定の「大浦酒造」(平江町)の焼酎「御嶽(おたこ)」やワイン、カクテル、ノンアルコールカクテルなどもそろえる。

 「NiQ cafe PicNiQ(ニクカフェ ピクニック)」では、市が取り組む「都城メンチプロジェクト」から宮崎牛を使った「プレミアムメンチ」(390円)や、宮崎牛すじ肉を使った「ニクルメンチ」(250円)、市内の精肉店のメンチなど数種類を用意する。店舗横には「ニクルの肉屋」があり精肉を販売する。ほか、「iMO cafe Oimo.(オイモドット)」、「Fruits cafe Bontino(ボンチーノ)」、レストラン「Kitchen Granma(キッチングランマ)」が出店する。

 「直売所」では地元の野菜や果物、加工品や県指定の伝統的工芸品「都城木刀」などをそろえる。

 同施設にはさまざまな交流ができる施設も用意。屋内には有事の際にも使える可動式の調理台や専用の燻製(くんせい)室を備えるキッチンスタジオ、多目的室、小学3年生以下が保護者同伴で利用できる「木のゆうぐ広場」などを用意。同広場では地元産材の滑り台や木のボールプール、絵本コーナーなどを用意する。キッチンスタジオと多目的室はレンタル可。屋外にはレンタル可能な屋根付きのイベント広場、人工芝の多目的広場も備える。

 ほか、観光案内所や休憩・情報提供施設も備え、インフォメーション横では国指定の伝統工芸品「都城大弓」や、ろくろ工芸など市の工芸品を展示・販売する。地元業者と連携する道の駅オリジナルの「やぶきた茶」の自動販売機なども設置。

 営業時間は、観光案内所・「木のゆうぐ広場」=9時~18時、直販所=9時~19時、イベント広場・多目的広場=9時~21時、多目的室・キッチンスタジオ=9時~22時。

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