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新富にティーペアリングサロン 「豊緑園」のお茶をワイングラスで味わう

社長の森本健太郎さん

社長の森本健太郎さん

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 ティーペアリングサロン「茶LON DE THÉ MORIMO茶(サロン ド テ もりもっ茶)」(新富町日置、TEL 080-8746-6051)が3月1日、オープンした。運営は「豊緑園もりもっ茶」(同)。

水出し茶5種

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 「豊緑園」は町内8カ所、計13ヘクタールの畑で、農薬・化学肥料を使わずに9種類の茶葉を栽培している。社長の森本健太郎さんの「茶畑のことを知ってもらい、話をしながらゆっくりお茶を味わってほしい」という思いから今回、自社で運営する大福専門店「みどりとすずめ」の隣に出店した。

 席数は8席。森本さんは「ワインバーのような広めのカウンター席から窓越しに田園風景を眺めることができる造りにした」と話す。

 店内では、水出し茶2種、温茶1種、菓子3種の「新田原OMAKASE SET」(1,000円)と、水出し茶3種、温茶2種、菓子とアペリティフ合わせて5種を提供する「追分OMAKASE SET」(1,500円)の2コースを用意。水出し茶には5種類の「水出し冷茶すずね」を用意し、温茶には鉄瓶で温度管理されたお湯を使い、宮崎の窯元の作品などもそろう茶器で煎茶や紅茶などを提供する。

 「全て自社の茶葉を使っているのが特長。甘い香りの『やまなみ』という品種の紅茶は当店でのみ提供する。水出し茶の後の温茶でほっとする感じを味わってもらいたい」と森本さん。「お茶はワインソムリエのアドバイスを基に選んだ広口のワイングラスで提供するため、各々の香りと味の違いを感じつつ味わうことができる」とも。菓子、アペリティフは共に茶葉や宮崎県産の果物、県内メーカーのヨーグルト、ピーナツなどを使っており、季節や時節に合わせ内容が変わる。

 営業時間は11時~16時。月曜・火曜定休(祝日の場合は変更あり)。来店時は予約を勧める。電話とインスタグラムで受け付ける。

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