宮崎の「TSUTAYA BOOKSTORE宮交シティ」（宮崎市大淀4、TEL 0985-51-1311）で3月11日から、ポップアップショップ「神農生活 POP-UP STORE」が開催されている。

台湾のレトロな雰囲気漂うポップアップショップ内

　「神農生活」は2013（平成25）年に設立した台湾発の食雑貨セレクトショップで、2021年4月に「あべのハルカス近鉄本店」（大阪市）に国内1号店がオープン。今回のポップアップショップが宮崎初出店になる。同店長の高階伸八（「高」ははしごだか）さんは「台湾のお菓子やお茶、調味料などの食料品を中心に約400品目を用意している。陶磁の食器やカトラリーなど、レトロなデザインの生活雑貨もそろっている」と話す。

　同ポップアップショップでは「パイナップルケーキ」（735円）や「台湾カステラプレーン」（826円）、台湾の国民的なスナック菓子「ミルクパフ」（392円）などの菓子類や、「台湾汁なし麺台南味」（428円）、ホキの魚卵が入った調味料「魚卵醤（ぎょらんしょう）」（2,204円）などを用意。食料品以外にも、「ブタの貯金箱」（748円）や「箸立て」（812円）、台湾で人気という鍋のミニチュアのカプセルトイ「大同電鍋」（500円）など、レトロ感のある生活雑貨が並ぶ。1,000円以上の購入者にはマスクケースを1日先着20人限定で進呈する。

　高階さんは「今年は台湾の新竹県などと宮崎県が友好交流協定締結から5周年となる節目の年。県内との早期の航空路線回復を願いながら、台湾への関心を高める機会になるとうれしい。近いようでなかなか訪れることがない場所だと思うので、買い物や台湾の食べ物を食べることで、現地の雰囲気を少しでも感じてもらえれば」と話す。

　営業時間は9時～21時。4月2日まで。