宮崎にカフェ「COFFEE GIRAFFE」(小林市本町)がオープンして1カ月がたった。
店主の宮脇博之さんは、小林市出身で大学進学と共に上京し、カフェブームの立役者として知られる「トランジットジェネラルオフィス」(東京都)などをはじめとした企業やカフェで、10年以上カフェ運営に携わってきた。「鎌倉でカフェの立ち上げをした際、現地の自然の素晴らしさを実感した。コロナ禍も相まって、故郷の小林に戻って開業しようという思いが高まった。補助金制度などのサポートがあったのも決め手になった」と宮脇さん。
提供するオーガニックコーヒーはフェアトレード製品の豆や、ミルクの代わりに豆乳を使う。ジェラートやジュース、パティスリー「Dem(ディム)」(小林市)の焼き菓子なども提供する。自然由来の原料を使ったグロッサリー類を提供する「ECO STORE」の商品や、衣類、かばんといったアパレル系のオリジナルグッズも並ぶ。
宮脇さんは「今後は営業時間を延ばしてアルコールも充実させる予定。近隣住民のコミュニティーの場となれば」と話す。
営業時間は11時~18時。月曜定休。