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宮崎のライブハウス「LAZARUS」が1周年 スタジオ新設も

SF映画「インターテスラ」に登場する「人類の復活をかけて新しい惑星へ移住する『ラザロ計画』に影響を受けて、新しいライブハウスを自分のラザロ計画に見立て店名にした」と話す店主の図師さん

SF映画「インターテスラ」に登場する「人類の復活をかけて新しい惑星へ移住する『ラザロ計画』に影響を受けて、新しいライブハウスを自分のラザロ計画に見立て店名にした」と話す店主の図師さん

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 宮崎のライブハウス「LAZARUS(ラザロ)」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-69-7482)が10月16日、オープン1周年を迎えた。

店舗外観

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 店主の図師和博さんは、今年3月に20年の歴史に幕を閉じた姉妹店「宮崎SR-BOX」の店長を長年務めてきた。図師さんは「新型コロナの流行によるライブハウスに対する世間の風当たりは相当強く、解散するバンドが出るなど宮崎の音楽業界も落ち込んだ。初めて緊急事態宣言が出た際、ミュージシャンからのたくさんの支援や応援の声に後押しされたこともあり、流れを変えたいと開店を決意した」と話す。

 同店では県内外のプロ・アマチュアのミュージシャン、アイドルなどのライブ、発表会を毎月約10本のペースで開催。「次世代型のライブハウス」として、簡単に換気できる店内構造や市内中心部の路面に位置する入りやすい立地などの特徴を持つ。「当店のオープンをきっかけに、バンド活動をやっぱり続けたいという人たちもいた。しかし、音楽活動に不可欠な音楽スタジオがどんどん閉店していると感じた」と話す図師さん。この状況を踏まえ、10月には同ビル3階にミニライブハウス兼スタジオの「LAZARUS eve (ラザロ イヴ)」を新設した。

 図師さんは「生の音楽の素晴らしさを伝えていくことで、自分と同じように音楽に救われる人たちの心のよりどころになるような場所にしていきたい。宮崎で活動する才能あふれる多くのミュージシャンを全国に発信するベースにもなれば」と意気込む。

 利用料金は、全日催事(10時~22時)の場合、平日=13万2,000円、土曜、日曜、祝日=14万3,000円。10時~16時の利用は、平日=6万6,000円、土曜、日曜、祝日=7万1,500円。16時~22時の利用は、平日=7万7,000円、土曜、日曜、祝日=8万2,500円。イベントスケジュールはウェブサイトやSNSで発信する。

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