宮崎に和菓子店「甘処 hanan」(宮崎市清武町船引)がオープンして1カ月がたった。
店主の日高尚子(高ははしごだか)さんが1人で運営している同店。おはぎの作り方は独学で、おはぎに使うあんは毎日炊いているという。「あんを絞り花びらなどをかたどる『あんフラワー』の手法は和菓子教室で学んだ」と話す。
おはぎはもち米のヒヨクモチと塩などを合わせる「白もち」と、黒米を合わせる「黒もち」を使う全6種類を用意。単品は「つぶあん」、白もちでつぶあんを包み、みたらしをかけた「をみた」(以上180円)、「抹茶」「ほうじ茶」「くるみ」(以上200円)、「ごま」(240円)で、4個入りセット(850円)、6個入りセット(1,200円)も用意する。9月からイモ、クリ、カボチャを使うおはぎや、米粉、白あん、卵で作る和菓子の「浮島」を土台に使い、赤紫色のあんでデコレーションした「あんフラワー マム(菊)」(450円)の販売も始めた。今後は浮島だけの販売も予定。
日高さんは「自宅はもちろん、手土産にも合うような商品を考えた。浮島は季節に応じたデコレーションや旬の果物を使っていく予定。今後商品の拡充も目指していきたい」と話す。
営業時間は12時~(売り切れ次第終了)。予約者優先で、予約はインスタグラムで受け付ける。