西米良村に1日1組限定の古民家宿「天星の透間 REBORN(リボーン)」(西米良村村所、TEL 0983-36-1527)がオープンして3カ月がたった。
事業主体は、電気工事などを手がける建設会社「ハマテック」(西米良村)。近年古民家再生事業を展開する中で、2018(平成30)年に川下りボートや山道での四輪バギーが楽しめるグランピング宿泊施設「ステラスポーツ」(同)を開設するなど、川下り事業を積極的に展開する。施設名「REBORN」は同事業に由来。
シェフでゼネラルマネジャーの東克明さんは、県外のフレンチレストランで10年ほど修業を積み、静岡県のリゾート温泉旅館で鉄板焼きのシェフを務めた経歴を持つ。「天星の透間 REBORN」では鉄板のカウンター席で東さんのフルコース料理を楽しめる。
同村は星空が美しいことで知られるほか、近くにはホタル鑑賞の名所もある。「村の雄大な自然を感じながらプライベートでの特別な時間を過ごしてほしい」と東さん。「今後は瞑想(めいそう)を組み込んだ森林セラピーなど、西米良の自然の持つ魅力を十二分に味わえるプログラムを作っていきたい。当社が所有する近隣の山頂にヘリポートを設置することも計画中なので、ヘリタクシーのサービスと組み合わせることでより快適に利用できる形を考えていきたい」と話す。
チェックインは15時、チェックアウトは11時。宿泊料金は1泊2食付き=1人11万円。基本2人客が対象だが、最大4人まで泊まることができる(3人目以降、1人=8万8,000円)。依頼があればランチも提供可能。予約は電話と予約サイト「Relux(リラックス)」で受け付ける。