テイクアウト専門のベーカリー「小麦の奴隷 阿波岐原店」(宮崎市阿波岐原町前浜、TEL 0985-72-8661)が5月16日、オープンした。
「地方活性型ベーカリーブランド」として「こむぎの」(北海道大樹町)が全国にフランチャイズ展開する同店。宮崎県内では初の出店となる。運営する「Pay Forward」の河野陽一郎社長が、同ブランド発案者の実業家・堀江貴文さんのオンラインサロンHIUに参加し、開業したいと応募し採択された。河野さんは「雇用創出と地域活性化、お客さまを楽しませられる店を目指している。街並みをおしゃれに見せたいと、2台のコンテナを利用する店舗にした」と話す。
沖野真也店長は「東京の店舗で約1カ月研修し、店長試験に合格した。元々飲食業に携わっていたわけではないが、起業したい夢があったため、パン作りを一から学んだ」と話す。
パンは40種類ほどあるメニューから毎日20種類をそろえる。メニューは「カレーパングランプリ2020・2021」で金賞を受賞したという「ザックザクカレーパン」(290円)、生クリーム、バター、蜂蜜、練乳などを使う「プレミアム奴隷『生』食パン」、シンプルな山形パン「食パンパン」(以上600円)、食パンを使いホワイトソース、ハム、目玉焼きを入れた「ムッシュムラムラ クロックマダム」(390円)、「バターおおくない もちっと塩パン」(140円)、「私にはまってごらん チョコ沼タルト」(250円)、「とろ生バスクチーズケーキ」(1,980円)など。今後は日替わりメニューの提供やイベントも企画するという。7月からは公式アプリを導入し、商品予約・事前決済でのオーダー受け付けを予定する。
営業時間は10時~16時。月曜定休。