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宮崎に「WASHOKU たか木」 炊きたて土鍋ごはんをコース料理で提供

炊きたて土鍋ごはん

炊きたて土鍋ごはん

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 和食店「WASHOKU たか木」(宮崎市中央通、TEL 050-8883-6026)が、オープンして1カ月がたった。

季節の炊き込みごはん(一例)

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 3月26日にオープンした同店。店主の高木悠平さん(「高」ははしごだか)は県内のホテルや和食料理店で17年修業を積み、開業した。

 看板メニューは土鍋ごはん。米は高鍋町の「きぬむすめ」、水は山の湧き水をくんだものを炊飯とだしに使う。滋賀県雲井窯のごはん炊き用土鍋で客1組ずつ、コース料理の途中から炊き始め、炊きたてを提供する。ほか、釜飯専用土鍋など数種を使う。高木さんは「土鍋ごはんは、米の一粒一粒がしっかり立ち、米の香りも開けた瞬間に広がる。コースの最後に、季節の炊き込みごはんと白ごはん、みそ汁をお出しすると、お客さまから大変喜んでもらえる」と話す。

 ディナータイムの18時~21時は、前日までの要予約で6,600円と1万1,000円のコース料理のみ提供する。21時~23時の間は「つまみコース」(3,300円)や一品料理数品を用意する。

 6,600円のコースの一例では、「クレソン白あえ」といった小鉢、「天然たらの芽と新タマネギの揚げ物」、「カツオのわら焼き」などのお造り(2~3種)、「甘鯛(あまだい)の茶わん蒸し」といった鍋物・煮物、牛肉の炭火焼きステーキ、「タイと春野菜の炊き込みごはん」と白ごはんなどごはん2種、赤だしなどを用意。1万1,000円コースの一例では、6,600円コースをベースに内容を変え、入荷次第で「伊勢エビの炭火半焼きとみそ汁」「海老(えび)芋の唐揚げ」「都萬牛とタケノコのしゃぶしゃぶ」「宮崎牛のヒレ炭火焼き」などを提供する。両コース共に、時期や仕入れで料理内容が異なる。高木さんは「おなかに余裕がある場合は、削りたてのかつおぶしと、小林市『地鶏の里』の卵『だまって食べて魅卵(みらん)ね』の卵かけごはんもお出しする」と話す。

 「つまみコース」(3,300円)の一例では、「春野菜の酢みそかけ」、刺し身2種、焼き魚(小)、「クリームチーズの西京焼き」「レタス巻き」を用意。ドリンク類は、「エビス琥珀(こはく)マイスター(小)」(690円)「サッポロ黒ラベル(小)」(590円)ほか、ハイボール、ワイン、焼酎、ウイスキー、ソフトドリンク各種そろえる。

 高木さんは「地域の食材を使い、生産者がどんな思いで野菜や肉、魚を作っているかを、味で表現したい。おいしいものが食べたいというお客さまから選んでもらえる店にしたい」と話す。

 営業時間は18時~24時。日曜定休。

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