日南市が2月21日、新しい市のロゴを発表した。
市制の刷新を訴え当選した高橋透(「高」ははしごだかが正式表記)新市長が、2022年度の当初予算案発表に合わせ、新たなブランドメッセージロゴを発表した。
ロゴは「日南」という文字の中に「三」と「幸」を浮き出させ、「海幸(うみさち)、山幸(やまさち)、人幸(ひとさち)。日南には、幸がある」というキャッチコピーを添えた。ロゴとブランドメッセージを作ることで「オール日南」の一体感を醸成し、市の魅力を対外的に発信することを目的に、まずは市職員の名刺に導入。今後は観光パンフレットやTシャツ、ジャンパーなどに積極的に活用する予定。ロゴは白黒版のほか、海幸(青)、山幸(緑)、人幸(オレンジ)をイメージした3種類を作成した。公開されている仕様規定、ガイドラインの範囲内であれば、誰でも自由に使うことができる。
高橋市長は「日南は自然に恵まれた地域資源豊かな街で、それらは『海幸』『山幸』と呼ばれ古くから市民に親しまれてきた。私はそれらに加えて、温かい人にも恵まれた地域であると自負している。そこで『海幸山幸』だけでなく『人幸』も付け加え、さらに市の魅力をアピールしていきたい。これらだけでなく、まだまだ日南には『幸』があると思うので、今回のブランドメッセージロゴを官民とも活用して、『オール日南』でまちづくりを盛り上げていけたら」と話す。