テークアウト専門の洋菓子店「PATISSERIE 9(パティスリーナイン)」(宮崎市清武町加納2、TEL 0985-77-6155)が1月8日、オープンした。
店主は清武町を地元とする濱田由佳さん。濱田さんは福岡で数年間の修業を積んだ後、Uターンして約7年、洋菓子店でパティシエとして働いた後に、独立開業した。濱田さんは「ケーキや焼き菓子は、華やかでかわいらしく、人を幸せにできるもの。それが自分の作ったものなら、なおうれしいと感じ、パティシエの道に進んだ。ベースとして定番の味を守りつつ、季節に応じた旬の果物を使ったり、ハロウィーンやクリスマスといったイベントに合わせて飾りや見た目を工夫したりする菓子作りが得意」と話す。
内装はグレーで統一。内装は、濱田さんのサーファー仲間で青島に移住したフラワーアーティストの吉垣徹さんが手掛けた。吉垣さんの指導の下、濱田さんも一緒に作業することで、予算を抑えながらも、イメージ通りの店作りが実現できたという。濱田さんは「メインカラーのグレーはどんな色にも合いやすい一方、それ自体ではあまり目立たない色。店が主体になるのではなく、お客さまが華やかに映ってほしいと考えた」と話す。
メニューは「ガトーショコラ」「チーズスフレ」(以上370円)、「シャンティフレーズ」(400円)、「モンブラン」(410円)、「9ジャンボパフェ」(550円)などのレパートリーの中から、その日によって並べる生菓子を変える。焼き菓子も充実させ、誕生日など注文に応じたホールケーキも提供する。
営業時間は10時~19時。休業日はインスタグラムで告知する。