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県産白キクラゲの大福が限定発売 お菓子の日高と宮崎大の産学プロジェクト

中に白キクラゲが入る「白華大福」

中に白キクラゲが入る「白華大福」

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 県産の白キクラゲを使った大福「白華大福」が1月22日、発売される。

「きくらげスイーツプロジェクト」の学生、教員、企業の皆さん

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 宮崎大学教育学部の「海幸山幸産産学プロジェクト」の一環で開発した同商品。「宮崎第一信用金庫」がビジネスマッチングを行い、西都市で白キクラゲを栽培する「きくらげ堂」と、宮崎名物の一つである「なんじゃこら大福」などを製造販売する「お菓子の日高」(宮崎市)、技術家庭の教員を目指す宮崎大学の3年生と4年生による「きくらげスイーツプロジェクト」で考案した。

 「きくらげ堂」の黒木真二社長は「白キクラゲはローカロリーで、ビタミンなどの栄養成分を含み、独特の食感を楽しめる食材。当社ではハウス内の自作の装置で、無農薬栽培を行っている」と話す。「お菓子の日高」3代目の河野隼人さんは「地産地消で健康によい菓子の開発を、若い学生たちとできることに期待した。あんの中に白キクラゲが入り、皮には粉末きくらげを使って、今までにない独自の食感になっている」と話す。

 同商品は、技術教育専攻4年の柴田純さんが意見をまとめながら、授業形式で商品のパッケージやネーミングの検討を重ねた。決まりかけた商品名が既存の商品にあると分かり、ネーミングに難航したものの、「白キクラゲが花のように見える」という意見や、「親しみやすく味や食感をイメージしやすい」といったあらかじめ決めていた条件を踏まえ、「白華大福」と名付けた。ネーミングには黒木社長の「キクラゲは中華料理でよく使われる」というもアドバイスも採り入れ「華」という字を使った。

 販売は1日100セット限定で、1月22日・23日・29日・30日に「お菓子の日高 JR宮崎駅店」で限定発売する。価格は1セット5個入り=1,000円。販売時間は9時~20時。

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