「みやざきラーメンゼロイチ」(宮崎市池内町前吾田、TEL 0985-72-7178)が、オープンして1カ月がたった。
運営する「ゼロイチ」社長の野脇達彦さんは「以前から、宮崎の人に愛されるリーズナブルなラーメン店を出したいと思っていた。『ゼロからの挑戦、イチからのスタート』という気持ちで店名を付けた」と話す。
同店のスープは、国産豚骨の背骨とゲンコツの骨を8時間以上炊き、数種のしょうゆを組み合わせ、メインの客層である40歳以上も気軽に食べられるよう、あっさりとしたコクのある味わいに仕上げたという。日南出身の野脇さんは「地元のものが使いたい」と、1923(大正12)年創業の「阪元醤油(しょうゆ)」を使う。
スタッフ全員で考えたというラーメンメニューは10種。お薦めの「ゼロイチらーめんセット」(890円)は、ラーメン、ギョーザ3個、ご飯のセット。米はえびの産ヒノヒカリを使いガス釜で炊く。ギョーザは、国産の豚と野菜を使い手作りする。「全のせらーめん」(950円)は、チャーシュー8枚、味玉、メンマ、ネギ、のりをのせたメニュー。「野菜らーめん」(800円)は、キャベツ、ニンジン、ニラ、モヤシ、キクラゲを中華鍋で高温で炒めてのせる。
「ルーロー飯セット」(950円)は、ルーロー飯とラーメンのセット。野脇さんは「ルーロー飯は台湾の郷土料理。台湾で食べた時にそのおいしさに驚き、日本人向けに香辛料を少し抑え、肉もチャーシューで使う肉を圧力でやわらかく炊き、甘辛たれで味付けした」と話す。ほか、「季節限定ラーメン・熱烈担々麺」(890円)は、自家製のラー油と練りごまの香ばしさが特徴で、期間限定、平日限定で用意する。ドリンク類は、ソフトドリンク(3種、各200円)、瓶ビール(550円)、チューハイ(3種、各350円)を提供。「だれやめセット」(790円)は、瓶ビール、ギョーザ5個、小鉢などを用意する。
野脇さんは、「地域で一番おいしいラーメンを目指している。要望を取り入れ、お客さんと共に成長できる店を作りたい」と話す。
営業時間は11時~21時。臨時休業はインスタグラムで告知する。