宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」が11月11日、発見10周年を迎え、宮崎県から「みやざき犬民栄誉賞」を授与された。
県内外に宮崎をアピールした功績が認められ、河野県知事から「みやざき犬民栄誉賞」を授与された
「みやざき犬」の3匹はそれぞれ、宮崎の特産品やゆかりのあるかぶり物をしている。「ひぃくん」は日向夏、「むぅちゃん」はフェニックス、「かぁくん」は地鶏と、県の特産品やゆかりのあるかぶり物をしており、2011(平成23)年11月11日、一般公募で県の新しいシンボルキャラクターとして誕生した。各々での活動や、共にイベントに出演する女性を含めた「キャラわん隊」として、新型コロナウイルス流行前は県内外、海外合わせて年間600回に及ぶイベントなどに出演していた。「ゆるキャラダンス選手権」では2013(平成25)年から2連覇を果たし、殿堂入りを果たすなど特技のダンスを生かし、「日本のひなた宮崎県」PRソング「Hinata!」などオリジナル曲6曲を、イベントやメディアで披露している。オールみやざき営業課ひなたプロモーション担当の古西奈菜文さんは「子どもから大人まで喜んでいただいて、最近ではみやざき犬を見かけると声をかけてもらえるようになり、県内での認知度の高まりを感じる」と話す。
今回3匹が受賞した「みやざき犬民栄誉賞」は、10年間の宮崎県の魅力をPRした功績が認められ、「宮崎県県民栄誉賞」のキャラクター部門として新たに創設された。10周年を記念して、ロゴマークコンテストも開催し、宮崎県内の小中校生250人の応募の中から10周年記念ロゴマークが決定した。
11月14日は宮崎駅前アミュ広場(宮崎市老松2)で、みやざき犬の新ダンス披露などを行う「みやざき犬発見10周年イベント」を行う。宮崎県丁防災庁舎1階(宮崎市橘通東2)では今月15日まで、「みやざき犬発見10周年記念・10年間のあゆみ展」を開催している。
古西さんは「来年はワンワンという11周年も控え、この10周年を機にこれからもがんばってもらいたい」と話す。