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宮崎・都城に焼き芋専門店「WAIMO OIMO」 畑から一括管理

同店のコーヒーと焼き芋。カップや包装資材のデザインは新福さんが考案

同店のコーヒーと焼き芋。カップや包装資材のデザインは新福さんが考案

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 都城のスーパー「HEARTYながやま若葉店」に6月1日、焼き芋専門店「WAIMO OIMO」(都城市若葉町、TEL 080-9065-8885)がオープンした。

「焼き芋にまつわる幸せな思い出が増えてくれたらうれしい」と話す新福さん

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 店舗を運営するのは、野菜の生産・加工・販売を一括して行う新福青果(都城市梅北町)。同社の新福安希恵さんは出店に当たり、店舗のロゴデザインや包装資材、コーヒー用の紙コップなどを自らデザインした。「今年2月には3カ月の期間限定で営業していた。しかし、お客さまからのうれしい反響を受けて、サツマイモの可能性をもっと広げたいと考えるようになった。何度も試作を重ねたソフトクリームをはじめメニューも増やし、6月1日に当社の正式な事業として本格始動することになった」と話す。

 現在販売中の焼き芋は3種類。甘さが強くキャラメルのような食感の「紅はるか」、上品な甘さでスイートポテトのような食感の「シルクスイート」、甘さを抑えた栗のようなほくほくした食感の「姫あやか」(以上100グラム=124円)を用意する。「当店の焼き芋は畑から店舗までを一括管理している。紅はるか、シルクスイート、姫あやか、安納芋などサツマイモの種類によって、それぞれ味わいが異なり、サツマイモに精通しているからこそ引き出せる、イモ本来のおいしさを存分に味わっていただきたい」と新福さん。「サツマイモは鹿児島・宮崎・熊本の3県の契約農家で栽培しており、安定した生産量や品質を維持することが可能となっている。大事に育てて収穫したサツマイモは、貯蔵庫で100日間以上の長期熟成により糖度が十分に上がり、焼き芋に適したおいしいサツマイモになる」とも。

 同店では「冷やし焼き芋」(108円)や「冷凍焼き芋」(250円)も販売。自然な甘さの「お芋チップス」(1カップ=300円)や生のサツマイモも用意する。「中村牛乳」(都城市山之口町)の牛乳を80%使った「ソフトクリーム」(350円、学割=300円)はインスタグラムで発売日を告知する。コーヒー(130円)も用意する。

 新福さんは「焼き芋を冷やすことでデンプンが『レジスタントスターチ』という物質に変化し、血糖値の上昇を緩やかにすると同時に腸の調子を整えてくれるので、ダイエットされている方にもうれしいおやつだと思う」と話す。「当店は主婦層の利用が多いスーパーに併設している。頑張っている主婦の方々に、自分へのご褒美として焼き芋とコーヒーでひと休みしていただきたい」とも。

 営業時間は10時30分~18時。月曜定休。

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