ひなた宮崎経済新聞では、「街の小さな変化を追いかける」をモットーに、県内のハッピーニュースをお届けしています。しかし、宮崎には日々のニュースでは追いきれない魅力がいっぱい。そこで連載「ひなたさんぽ」では、編集部メンバーが個人的に気になる街のアレコレについて、自由に紹介していきます。
日南エリアの記事を担当することの多いAです。鹿児島出身で、日南在住の私。私のように日南に移住してきた人もいる一方で、地元から離れて暮らしている日南出身者も多くいます。そんな全国の日南出身者とオンラインで繋がれるサービスがあるのだとか。一体どんなサービスなのか、リサーチしてみました!
LINEのオープンチャット機能を利用した「The South Day」(参加無料)では、日南出身者や在住者同士が会話を交わせるほか、日南市のイベント情報や求人情報などを提供しています。さらに、オープンチャット内には、「宮崎県住みます芸人」のお笑いコンビ「チキンナンゴー」のぶぎーさんと山下翔太さんも参加し、投稿を行なっているため、お二人とのコミュニケーションも可能です。
▲オープンチャットのチラシ
ここまでの概要を把握した上で早速、私も参加してみることに。参加前は「日南の人とは言え、知らない人に自分の名前やプロフィールを公開するのは敷居が高いかも…」と思っていましたが、匿名でもOKとのことでした。
現在参加しているのは30人ほど。ほぼ毎日動いているチャット内では、日南のハッピーニュースや趣味の話、最近行ったオススメのお店についてなど、各自が思い思いに投稿しているようです。中には「伊勢海老の直売所について知っている人はいますか?」という質問に対し数人が回答したり、「日南の極早生温州みかんを購入しました!」という投稿に対し「私も購入しましたー!」というメッセージが届いたりするなど、地元愛や参加者同士の温かいやり取りも見られました。
運営することろど(岩崎)の神原帆乃花さんは「日南市に居住していなくてもつながりを実感できる取り組みだと思います。コミュニティに参加してもらうことで日南市の魅力に気付いていただき、Uターンのきっかけになれば」と話していました。
▲お笑い芸人「チキンナンゴー」のぶぎーさん(左)と山下翔太さん(右)
またチキンナンゴーの山下さんは「自分も日南市出身ですが、大人になってからより地元の良さを実感しました。このオープンチャットを通して、日南に帰るきっかけになってもらえたらうれしいです」とコメントします。ぶぎーさんは「気軽にオープンチャットで交流していきたいです。日南の魅力を再確認して、さらに日南の良さを知ってほしいです」とも。
故郷を離れても全国の同郷出身者とゆるやかにつながれる、新しいコミュニケーションの形。全国の日南にゆかりのある方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか?