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小林に生ドーナツ専門店「ワンドーナツ」 ピザ店の元店主が技術生かす

(左から)店主の枦山聖樹さん、妻の枦山侑紀さん

(左から)店主の枦山聖樹さん、妻の枦山侑紀さん

 テイクアウト専門の生ドーナツ店「ONE DONUTS(ワンドーナツ)」(小林市堤、TEL 090-3854-7363)がオープンし、4月17日で半年がたつ。

約15種類あるという生ドーナツ(写真提供=ONE DONUTS)

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 同店を営むのは同市出身の枦山聖樹さんと妻の侑紀さん。聖樹さんは以前、移動販売のピザ店を営んでいたが、キッチンカーの設備の維持に課題を感じ、新たな事業を模索していたという。ピザ店は現在、別の事業者が引き継いで営業しているという。

 「小林市には手土産の文化がある。『気軽に立ち寄れるテイクアウトスイーツ』を考えていた際、菓子作りが趣味の妻から生ドーナツの提案を受け、出店を決めた」と話す。「生ドーナツは一から学んだ。専門店の動画を見て、分量を推測するなどして研究し技術を磨いた。ピザ作りで培った生地発酵の技術も生かしている。牧場や飲食店のパティシエから助言をもらい、試行錯誤を重ねて今のドーナツが完成した」とも。

 聖樹さんが生地製造、聖樹さんの母がクリーム作りを担当し、手作業で行う。侑紀さんは商品開発や企画、広報を担う。侑紀さんは1月まで看護師として勤務していたが、菓子作りの経験を生かし、2月から店頭に立っている。

 販売する生ドーナツは、北海道産の小麦粉など国産の材料を使い、生地にカボチャペーストを練り込むことで、「優しい甘みとしっとりとした食感」に仕上げている。「翌日でも柔らかさが続くのも特徴の一つ」だという。「生地を大きめにし、生クリームも多く使うことで、濃厚ながらも食べやすく、満足感が続くよう工夫している。生地は天候や湿度によって膨らみ方が変わるため、水分量の調整が欠かせない」と聖樹さん。

 商品は、プレーン(250円)、ホイップ(290円)、カスタード(330円)、チョコレート(380円)のほか、抹茶、キャラメル、あんホイップ(以上350円)など約15種類を用意する。ほか、数量限定でチョコラスクやシフォンケーキも並べる。

 「女性客が多いと想定していたが、男性客も半数ほど来店し驚いている。世代も幅広く、老若男女に愛されていると感じる」と枦山さん。

 今後は、他のスイーツの展開も検討している。「サプライズ企画が好き」だという侑紀さんは「お客さまに、より喜んでもらえるような企画を考えている。カウンターいっぱいに商品を並べ、わくわくしてもらえる店にしていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~17時。火曜、第2・4日曜定休。

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