野外フェス「MIYAZAKI BUSKING FESTIVAL(みやざきバスキングフェスティバル) 2025」が11月22日、別府街区公園(宮崎市広島1)と若草通り(橘通東3)で初開催される。
「バスキング」は、街角や公園など公共の場で行われる自由なストリートパフォーマンスを指す。大道芸・音楽・ダンス・絵画などさまざまなジャンルのアーティスト7組が参加。各会場の特設エリアでパフォーマンスを披露するほか、回遊型のパフォーマンス、子どもたちによるパレードも行う。
主催は、足長ウオーキングアクト「HARO」としても活動する大山晴子さん。これまで東京や京都、ノルウェー、スペイン、台湾などさまざまな場所で、バスキングのイベントやカルチャーを体験してきたという。
大山さんは「パフォーマーと観客が自然につながり、投げ銭による応援という交流も自然と生まれる。そうした自由度の高い関係でフェスが繰り返されることで、街自体が豊かに育っていくことを幾度も経験した。幼少期の思い出がある宮崎の街も、同様に楽しい街になってほしいと企画した」と話す。
当日は、大山さんのつながりのある大道芸、パントマイム、ジャグリング、スタイリッシュコメディー、舞踏、クラウンなどのアーティスト仲間が全国から集まる。飲食店など約10店も出店予定。
「今回のイベントを盛り上げることができれば、来年度以降にも続く流れが作れるはず。ぜひ多くの人に参加してほしい」と意気込む。
開催時間は11時30分~17時30分。参加無料。