
宮崎県立西都原考古博物館(西都市三宅)で7月18日、「入館者200万人達成セレモニー」が行われた。
2004(平成16)年4月17日に開館した同施設。200万人目となったのは、大分県竹田市在住の加藤由美子さん。長友由美子館長から認定証と記念品が贈られた。
記念品には同館のクリアファイルや、作家とんくりかいさんが西都原古墳群から出土した「埴輪 船」をデザインしたクッション、「鬼の窟古墳(西都原206号墳)」のイラストが入る保冷バッグなどの同館ミュージアムショップ「舖」のオリジナル商品を用意。
当日は学芸員が加藤さんへ展示解説も行った。加藤さんは「古墳が好きで来たら、自分が200万人目と言われ驚いた。展示の量が多く良い状態で見応えがあり、また改めて友達と来館したい」と喜びを語った。
長友館長は「200万人目が古墳好きの方でうれしい。博物館は敷居が高いと思われがちだが、来れば身近に感じてもらえるはず。ますます愛される博物館にしていきたい」と話す。
開館時間は9時30分~17時30分。ミュージアムショップは10時30分~16時30分。月曜(祝日の場合は翌日)・祝日の翌日・年末年始休館。入館無料。