
宮崎県立平和台公園(宮崎市下北方町越ヶ追)が現在、園内のアジサイ約200本を浮かべた「花手水(ちょうず)」を設置している。
アジサイの摘み取りをしたコスモナーサリーの園児たち(写真提供=馬原造園建設)
同園では6月5日、花や緑を通した教育「花育」に力を入れている保育園「コスモナーサリー」(江平東)の園児と共に花手水を制作。同園の指定管理者「馬原造園建設」(瓜生野)が参加を依頼したという。当日は園児らが、青や紫、白、ピンク、赤紫色など色とりどりのアジサイの花を集めたり、公園の園芸療法士の話を聞いたりした。
同園管理事務所の原美咲さんは「雨の多い時期でも楽しんでほしいという思いで、昨年からアジサイの花手水を行っている。園児たちが花を飾る姿はほほ笑ましく、来園者にも好評だった。途中で花の入れ替えなどを行い、きれいな状態を保てるようにしたい」と話す。
設置は6月22日まで。