
喫茶店「油津珈琲+(アブラツコーヒープラス)」(日南市岩崎3、TEL 0987-23-8844)がオープンして、3月1日で1カ月がたった。
1月31日で営業の幕を下ろした「ABURATSU COFFEE」を、宿泊施設の運営などを手がける「ことろど」(日南市)が受け継ぐ形でオープンした同店。店長の小室優花さんは「油津商店街になくてはならない存在のアブラツコーヒーは、地元の人や観光客の方、多くのお客さまに愛されてきた場所。店を任されることになりプレッシャーもあるが、まずは働く私たち自身がわくわくすることを、お客さまと一緒に作っていきたい」と意気込む。「アブラツコーヒー、その前身の『麦藁(わら)帽子』を作ってくださった人たちへの敬意を表しながら、新しい店の形を作っていきたいと思い、店内の改装やメニュー作りなどこだわって準備した」と話す。
店内ではモーニングに季節のジャムを使った「ジャムトースト」(650円)、全時間帯提供する「厚焼き卵サンド」(880円)、「トマトとチーズのトースト」(780円)、ランチに「昔懐かしナポリタン」(1,280円)などを用意。ドリンクは約20種類をそろえる。「近隣の宿泊施設からの要望や、モーニングを楽しんでもらいたい」という思いから、7時30分から営業する。
小室さんは「老若男女問わず気軽に立ち寄れる、みんなの中継地点となる場所を目指している。今まで以上に、店内でゆっくりくつろげるような空間作りをした。今後はイベントなども含めて、楽しめる企画も進めていきたい」と話す。
営業時間は7時30分~15時。