ティーペアリングサロン「茶LON DE THE MORIMO茶（サロン ド テ もりもっ茶）」（新富町日置、TEL 0983-32-1285）が11月21日、ランチ営業を始めた。経営は「豊緑園」（日置）。

「季節のおこわの一汁三菜ランチ」

　町内8カ所、計13ヘクタールの畑で9種のオーガニック茶葉を生産しているという豊緑園。社長の森本健太郎さんは「茶畑のことを知ってもらい、お茶を味わってもらう拠点にしたい」と、これまでにお茶を使った大福やおこわなどを販売する「みどりとすずめ」、3～5種類のオーガニック茶と菓子やおつまみのペアリングを楽しめる同サロンを運営してきた。

　新たな取り組みとして始めたランチについて、「オーガニック茶に合う料理を提供することで、お茶はさまざまな味わいができることを知ってほしい」と森本さん。同町で生産している「キムラ漬物」のたくあんや「加藤牧場」（小林市）のチーズなど、県内で生産された食材を使い、料理に合うオーガニック茶を3～5種提供する。

　メニューは2種で内容は月替わり。今月の肴（さかな）6種、おこわ2種、冷茶3種、温茶1種、茶葉から成る「お茶と季節の肴ペアリングランチ」（1,800円）と、おこわ3種、一汁三菜、冷茶2種、温茶1種、茶葉から成る「季節のおこわの一汁三菜ランチ」（1,000円）を用意。「こだわりの食材とお茶のマリアージュをぜひ楽しんでほしい」と森本さん。「来店時は事前予約を勧める」とも。

　営業時間は11時～16時（ランチは14時まで）。月曜・火曜定休。