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6月の「牛乳月間」にちなみ、イオンモール宮崎で「みやざきミルクフェア2022」 コロナ禍で消費量の減った牛乳を「身近に感じてもらいたい」

提供:JA宮崎経済連 制作:ひなた宮崎経済新聞

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 「みやざきミルクフェア2022」が6月4日・5日、イオンモール宮崎で行われました。今回は、当日大盛況だったこちらのイベントの模様をお届けします。

「みやざきミルクフェア2022」とは?

 「みやざきミルクフェア2022」とは、JAグループ宮崎 JA宮崎経済連が主催したイベントで、日本酪農乳業協会が定めている6月1日の「牛乳の日」、6月の「牛乳月間」にちなみ毎年開催しています。当日は、「感じる」「楽しむ」「触る」の3つのコーナーに分けて、工作やステージ、乳搾り体験などが行われました。

 イベントを企画したJA宮崎経済連酪農飼料部酪農課 課長補佐 内田好祐さんは、「私たちは県内外の酪農家さんから生乳を受取り、メーカーに向けて販売するのが仕事です。そのため酪農家さんの牛乳を、1滴でも多く消費者に届けたいという思いがあります。しかし、コロナ禍で給食がなくなったことなどをきっかけに、牛乳を飲む機会が減り『牛乳余り』も増えてきました」と牛乳の現状について話します。

 2017年に栄養教諭が行った中学生までの子どもを対象とした調査によると、1日の牛乳の摂取回数は小学校、中学校共に昼食での摂取有無が大きく関係していることが分かりました。さらに「2020年の一斉休校中に家庭で牛乳を飲んだか」という調査によると「1日1回も飲まない」という回答が約3割と、子どもの牛乳を飲む習慣が減ってきていることも分かっています。

まるで本物!? 牛の模型で、乳搾り体験やミルク缶・牧草に触れるコーナーも

 イオン1階のスペースコートでは、原寸大の牛の模型で行う「本物ソックリ乳搾り体験」や牛の餌となる牧草を触ることができる「牧草タッチ」、自分が牛乳を飲むシチュエーションをプレートに書いてSNSに投稿する「SNSキャンペーン」、ミルク缶を実際に持ち上げる体験が行われました。

 「本物ソックリ乳搾り体験」はかつて本物の牛を連れてきて乳搾り体験をしていましたが、口蹄疫以降実現できなくなったため模型での乳搾りに変わりました。会場は親子連れで溢れ、普段体験することのない経験に子どもたちは興味津々。中でも乳搾り体験は行列ができるほどで、実際に乳搾りに体験した女子児童は「牛は見た目もそっくりでサイズも大きくびっくりしました。乳搾りは意外と難しかったけど楽しかったです」と話していました。

 また、SNSキャンペーンに参加した小学生の女子児童も「普段から牛乳は飲むことは多く、特におやつの時間にクッキーと飲むのが好きです。これからも積極的に牛乳を飲んでいきたいと思いました」とコメントしました。

牛乳に触れることで感じてほしい思い

 2階イオンホールでは、牛乳パックで扇子などを作る牛の工作体験や、宮崎在住のイラストレーター、ヒダカマコト氏、坂元ぽん太氏による似顔絵体験が行われました。工作体験に参加した子どもたちは、自分の好きな色やオリジナルのアイデアで、思い思いに作品作りに取りかかっていました。

 1階では、コップやクッキーなどのイベントオリジナルグッズが当たるクイズラリーと抽選会も開催。今年はただ牛や牛乳のことを知ってもらうだけではなく、実際に牛乳を手に取ってもらうことを目的に、初の牛乳の販売コーナーも設けました。ステージ部門では、牛乳ソングを披露するミルクコンサートや演劇、宮崎大学医学部ダンス部によるダンスや演劇なども披露されました。

 内田さんは、「健康や子供の成長には欠かせない牛乳ですが、普段生活する中で作られるまでの過程を考える機会はなかなかないと思います。イベントを通して『こうやって牛乳は搾るのか』『牛の餌はこういう食べ物なのか』など、子どもから大人まで多くの人が少しでも牛乳を身近に感じ、牛乳を飲むきっかけとなったら嬉しいです」と牛乳への思いを語りました。

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