一般社団法人海と日本プロジェクトinみやざきは、2026年3月7日(土)、「まつり宮崎」において、来場者が宮崎の海の魅力を再発見し、その豊かさを未来へ引き継ぐ意識を持ってもらうことを目的としたイベント『海と日本プロジェクトinみやざき×まつり宮崎』を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

開催概要:
本イベントは、「豊かな宮崎の海を未来へ残そう」という大きなテーマを掲げ、会場内に特設された『海ひろば』を舞台に、来場者の皆様が楽しみながら海への想いを深めるきっかけを創出しました。
会場では、海に精通した多彩なゲストによるステージトークをはじめ、海にまつわる商品の販売や、宮崎に伝わる「海ノ民話」のアニメーション上映を実施。あわせて、「海と日本プロジェクトinみやざき」の10年にわたる歩みを振り返るパネル展示を行いました。
日程:2026年3月7日(土)10時00分~18時00分
開催場所:宮崎市アミュプラザ広場周辺『海ひろば』
ゲスト:さかな芸人ハットリさん
環境科学者 井手迫 義和さん
コロコロチキチキペッパーズ ナダルさん
木下水産 木下 拓磨さん
南郷漁業協同組合 杉本 真大さん
来場者:1000名
※ステージは「まつり宮崎ステージ」「トラックステージ」「海ひろばステージ」の3箇所で実施
海ひろばステージでは、環境科学者の井手迫義和氏を迎え、「未来のすし屋」と題した、今と30年後のお寿司屋さんを比較するトークイベントを実施しました。
このプログラムは、地球温暖化や海洋汚染の影響で、10年後・20年後にはお馴染みの“すしネタ”が食卓から消えてしまうかもしれないという予測を可視化したものです。
井手迫氏の専門的な知見を交えながら、変化する海の「今」と、刻々と変わりゆく未来の姿を解説。
来場者は、身近な「お寿司」という食を通じて、海洋環境問題がもたらす影響をクイズ形式で楽しく学び、自分たちに何ができるかを考える機会となりました。

続いて、日本さかな検定1級を持ち、これまでに529種類、釣った魚は392種類!の魚を食してきた、さかな芸人ハットリさんによるステージです。
ステージのテーマは、市場価値がつきにくく活用しきれていない「未利用魚」の魅力発信。
ハットリさんは、自身の釣りと実食の経験を交えながら、まだあまり知られていないけれど“実は美味しい魚”を、海のお宝へと変えるアイデアを紹介。トークと笑いを交えた解説により、来場者は海洋資源の有効活用について楽しく学ぶ機会となりました。

会場内で、これまでの「海と日本プロジェクトinみやざき」の歩みを振り返るパネル展示を行いました。プロジェクト開始から10年。パネルには、次世代へ繋ぐために取り組んできたオリジナルイベント、スポGOMI甲子園やWorld Cup、そして海の灯台や海ノ民話のまちプロジェクト、推進パートナー連携などなど、これまでの活動をぎゅっとまとめました。
過去にイベントに参加してくださった子ども達も来てくれて、活動を振り返る姿がとても印象的でした。

「海ノ民話のまちプロジェクト」の一環として制作された、アニメーションの上映を実施いたしました。
宮崎の海に古くから語り継がれてきた歴史や独自の文化、そして先人たちが自然と共に生きる中で遺した貴重な「教訓」を、現代の子どもたちに分かりやすく伝えることを目的としてつくられた海ノ民話アニメーション。この上映を通じて、来場者は地元の海の豊かさや歴史、文化を再発見し、未来へと繋いでいくことの大切さを共有するブースとなりました。

物販エリアでは、推進パートナーと連携したコラボ商品と、サスティナブルフードの販売を実施しました。
サスティナブルフードは、川南町で新たな地域ブランド化が進むサメ肉を使用した「シャークバーガー」です。漁業現場で“厄介者”として扱われがちなサメを、美味しく付加価値のあるメニューへと転換。来場者は、実際に口にし「全く臭みも癖もなく、弾力があってとてもおいしい!」と、未利用魚の可能性を感じていました。
あわせて、「OH!オサカーナ アーモンドミックス」や「日向灘獲れ 海の幸詰め合わせ」、「海水浴の素」「満潮の潮」といった、宮崎の海の恵みを活かしたコラボ商品を多数ラインナップ。
宮崎の海の恵みを感じられるたくさんの商品に、多くの来場者が関心を寄せ、会場は終始賑わいを見せていました。

海ひろばを飛び出して、次は「まつり宮崎」ステージ!
乱獲などにより「30年後に世界の水産資源が枯渇する」という深刻な危機を背景に、消費者が海の現状を「自分事」として捉えるためのトークセッションを実施しました。
ゲストには、近畿大学で養殖研究に携わっていた経歴を持つコロコロチキチキペッパーズのナダルさん、そして地元宮崎から南郷漁業協同組合の杉本真大さん、木下水産の木下拓磨さんにお越しいただき、水産業に携わる生の声を届けていただきました。
持続可能な漁業の証である国際認証「MSC認証・ASC認証」を軸に、南郷漁協の日南のカツオ一本釣りや、木下水産が育てる島野浦の「しまうら真鯛」養殖など、宮崎が世界に誇る「守る漁業」を紹介。海の現状とこれからについて語り合いました。
ステージ上では実際にそれらの魚を試食しながら、現場の漁業者だからこそ語れる「海の今」を発信。環境に配慮したサステナブルな水産物を選ぶという日常の小さな選択こそが、100年後の豊かな海を次世代へ繋ぐ鍵であることを、笑いと学びを交えて伝える30分間となりました。
そして、この日紹介した「日南カツオ一本釣り」のカツオは、海ひろばでステージを楽しんでくれた来場者に振る舞われ、宮崎の海の恵みを存分に堪能していただきました。

・日南カツオ一本釣りが環境に配慮された漁業だということを始めて知った。とてもおいしかった
・これからの子ども達に、宮崎のおいしい魚きれいな海を残してあげたいと思った
・シャークバーガーがとてもおいしかった。
・海の状況を何も知らなかった。もっと海に関心を向けたいと思う
<団体概要>
団体名称:一般社団法人海と日本プロジェクトinみやざき
URL:
https://miyazaki.uminohi.jp/
活動内容:日本財団「海と日本プロジェクト」の理念のもと、宮崎の豊かな海を未来へ引き継ぐ活動を行っている。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/