宮崎の劇団「こふく劇場」が地域づくり顕彰大賞に 三股町などでの地域活動評価

授賞式の様子(写真提供=劇団こふく劇場)

授賞式の様子(写真提供=劇団こふく劇場)

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 宮崎県内外で活躍する「劇団こふく劇場」が5月9日、宮崎県の「平成30年度宮崎県地域づくり顕彰大賞」の表彰を受けた。

劇団こふく劇場の公演シーン(写真提供=劇団こふく劇場)

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 同劇団は1990年4月、代表の永山智行さんを中心に宮崎県都城市で結成。96年に「こまばアゴラ劇場」(東京都)で行われた「大世紀末演劇展」に『北へ帰る』で参加以降、全国で活動を続けてきた。99年からは県内の門川町と三股町にある文化会館のフランチャイズカンパニーとしての活動もはじめ、ワークショップ、小学校巡回公演、町民参加作品の創作などにも取り組んできた。

 2012年からは三股町・三股町教育委員会との共催で、町民が書いた戯曲を町民出演者と九州で活躍する演出家を結び付け上演する「みまた演劇フェスティバル『まちドラ!』」をスタート。今回の受賞はこうした地域での取り組みが評価された。

 永山さんは「活動を通し地域づくりを目指していたわけではないが、地域住民の方々のやりたいことの力になれたらと思い活動を続けてきた。私たちの演劇の知恵を使い、三股町で『遊ばせて』いただいているうちに、こうした賞をいただいた」と話す。

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