宮崎の老舗洋食店「らんぷ亭」(宮崎市中央通8、TEL 0985-25-8337)が3月28日、現在の場所での営業を終える。
らんぷ亭の名物「たらばがにのカニクリームコロッケ」(1,900円)(写真提供=らんぷ亭)
同店は1973(昭和48)年に藤澤輝征さん・久美さん夫婦が創業。現在は息子の賢二さんが2代目シェフを務める。宮崎の食材などを使う洋食店として、約50年にわたり愛され続けてきた。
賢二さんは19歳で料理の世界へ入り、フランス料理シェフ・三國清三さんの下で修業。経験を積み、2000(平成12)年に店を継いだ。「伝統の味を守りながら、常においしさを追求してきた」という。
閉店を決めた理由について、賢二さんは「50年の歴史がある店内ならではの情景もあるが、老朽化や厨房の狭さなど、改善したい点がずっとあった。三國シェフが70歳で新たな挑戦をした姿に刺激を受け、自分も新しい気持ちで挑戦していきたいと思った」と話す。
現在の場所での営業を終えた後、4月初旬に新店舗で再スタートを切る。「食べて感動するおいしい料理を作っていきたい。見た目の華やかな映える料理ではなく、ただただ実直に、食べた人が本当においしいと思える料理をこれからも真摯(しんし)に作り続けたい」と話す。新店舗「らんぷ亭 KENJI」は、宮崎市中央通に建設された「MASAHIRO SQUAREビル」に入る。
営業時間は17時30分~23時。月曜定休。