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宮崎の韓国料理・焼き肉店「タバン草乃家」 事業承継から半年

事業を承継したダクトのスタッフと古川徳夫さん(右から2番目)

事業を承継したダクトのスタッフと古川徳夫さん(右から2番目)

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 宮崎の韓国料理・焼き肉店「タバン草乃家」(宮崎市橘通東3、TEL 0985-26-0780)が事業承継され、2月1日で半年がたった。

「プルコギ」(写真提供=タバン草乃家)

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 創業38年を迎える同店。古川徳夫さん・峰子さん夫婦が、「本場の味を伝えたい」という思いで営んできた。2022年からは、3年連続で「アジア・エスニック WEST食べログ百名店」に選ばれている。しかし、コロナ禍や、夫婦ともに年齢を重ね体力的な負担も大きくなったことなどが要因で、営業ができない日が続いていたという。

 事業承継したのは、携帯コンサルティング・イベント事業を展開するライブリィコミュのグループ会社であるダクト。同社社長の田所聡美さんは「この店の味が大好きで、なくなるのが嫌だった。この味を楽しみにしているお客さまも多く、味を紡いでいきたいと思った」と経緯を話す。「飲食業は未経験だが、初めてだからこそ、古川さん夫婦が培ってきたものをそのまま大切にできると思った」とも。

 現在も、徳夫さんが厨房に立ち、シェフを務める甲斐年礎さんに教えながら調理に携わっている。田所さんは「徳夫さんたちは『来店した全員に来て良かったと思ってもらいたい』と、細かな部分までこだわって料理をしている。その姿勢まで踏まえて、38年の味をこれからも引き継いでいきたい」と意欲を示す。徳夫さんも「承継してくれると聞いたときは、この上なく、とてもうれしかった。ぜひこの味を残していってほしい」と期待を寄せる。

 看板メニューは「プルコギ」(200グラム、2,500円)、「テージカルビ」(190グラム、2,300円)、「コプチャンチョンゴル」(2,200円)など。「プルコギ」は甘辛い特製ダレに漬け込んだ韓国の伝統的な焼肉。「テージカルビ」は徳夫さんが3年間韓国へ通い再現した自信作だという。「コプチャンチョンゴル」はコプチャン(小腸)と牛すじの煮込んだ鍋料理で、うどんが付く。

 田所さんは「プルコギを乾式で食べられるのは県内では当店だけ。秘伝のタレに漬け込んだ牛肉を香ばしく焼き、菜っ葉で包んでさっぱりと味わえる。焼き終わったタレで作るご飯焼きもお薦め。肉は店員が焼くので食べることに専念して味わえる」と話す。

 承継から半年がたち、田所さんは「『これからも当店の味を食べられるのがうれしい』という常連の声を聞けてうれしい。本場の味が宮崎で味わえることを、いろいろな世代に知ってもらいたい」と意気込む。

 営業時間は18時~23時。火曜定休。

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