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新富のおにぎり専門店「有機米農家 おにぎり宮本」、キッチンカー営業開始

66歳でキッチンカーにチャレンジした宮本恒一郎さん

66歳でキッチンカーにチャレンジした宮本恒一郎さん

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 新富町のおにぎり専門店「有機米農家 おにぎり宮本」(新富町富田、TEL 090-9719-2093)がキッチンカーでの営業を始めて、12月16日で1カ月がたった。

握りたてのおにぎり(写真提供=有機米農家 おにぎり宮本)

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 同店は、有機JAS認証を受けている農場(オーガニックファームZERO)で有機米を育てる宮本恒一郎さんが「有機米のおいしさを宮崎の人にも知ってほしい」と2021年、61歳で初めて飲食業にチャレンジし、おにぎり専門店として開業した。今年で5年目を迎え、次なる挑戦としてキッチンカーを始めた。「新富町の店を知らない人にも知ってほしいという思いと、自分たちが出向くことで、おにぎり文化をもっと広めていきたいと思った」と宮本さん。

 キッチンカーは、車両のラッピングデザインを佐土原高校の生徒が手がけ、キッチン内にはガス釜を設備。店舗で握ったおにぎりの販売に加え、出店会場で握りたてを提供する。販売するのはキッチンカー限定のおにぎりパック、14種の単品おにぎり、豚汁。おにぎりパックはおにぎり2個に、だし巻き卵、未活用魚を活用したすり身の天ぷら、宮本さんの農園で育てたニンジンのぬか漬けをセットにする。

 宮本さんは「ずっと米を作ってきて、米の良さを知っている農家として、米をもっと食べてほしいとの思いがある。おにぎりは子どもから高齢者まで、誰もが好きなものだと思うので、おにぎりが米のおいしさを広めるきっかけになれたら」と話す。

 キッチンカーはイベント会場や県庁物産館前などで出店。出店情報はインスタグラムで発信する。

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