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宮崎の「yao」、県産生コショウ使った調味料発売 レモン・ユズの2種

ミヤザキフレッシュペッパー2種

ミヤザキフレッシュペッパー2種

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 九州産の野菜や果物などを販売する通販サイト「やお九州」を運営する「yao(やお)」(宮崎市池内町)が12月21日、生コショウを使った調味料「Miyazaki Fresh Pepper(ミヤザキフレッシュペッパー)」を発売した。

発売記念朝食会の様子。スクリーンの前で商品の説明をする服部学さん

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 服部学社長は「国内でのコショウの生産量は少ない。県内の生産者が15年かけて取り組み、収穫できるようになった。柔らかい実は手摘みするのが難しい面もある」と話す。「宮崎は、ゆずこしょうを食べる文化がある地域。生コショウに辛みと香りが楽しめる2種のクラフト調味料を作った。『菓子工房 そらいろ』(高千穂町)の商品作りで残ったレモンの皮を使ったアップサイクル商品でもある」とも。

 ミヤザキ・フレッシュ・ペッパーは「YUZU(ユズ)」「LEMON(レモン)」の2種を用意。YUZUは、生コショウを黒くなるまで熟成させたものと刻んだ県産のユズ、塩を合わせたもの。LEMONはフレッシュな生コショウと県産のレモン、塩を合わせる。いずれも五島灘の海水から作られた塩を使用。製造は「ゆずすこ」などの商品で知られる、福岡県柳川市の「高橋商店」に依頼している。

 発売日には、取扱店の「若草ヒュッテ」(橘通東3)で記念の朝食会を開き、県内産の米や卵などと共に味わった。参加者は「生のコショウをそのまま食べられると知らない人も多いのでは。食感が心地いい」と話し、参加者同士で料理に使うアイデアを出し合っていた。

 服部さんは「肉・魚・野菜何にでも合わせられる。飲食店にも利用を勧めていきたい」と話す。

 価格は各20グラム 1,944円。宮崎空港、通販サイトでも扱う。

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