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宮崎に韓国居酒屋「タンタンポチャ」 日韓の義理の兄弟が本場の味提供

店主の告野さんとソンさん。ソンさんは「日本の文化が好きで、日本に住むことを決めた」という

店主の告野さんとソンさん。ソンさんは「日本の文化が好きで、日本に住むことを決めた」という

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 韓国居酒屋「タンタンポチャ」(宮崎市中央通り2、TEL 0985-78-0331)がオープンして、12月6日で1カ月がたった。

メニュー12品を楽しめる120分飲み放題付き宴会プラン「チェゴコース」(写真提供=「タンタンポチャ」)

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 告野啓太さん、ソン・ベッキョムさんの2人が店主を務める同店。ソンさんは告野さんの妻の弟で、義理の兄弟という関係性。告野さんはこれまでにさまざまなジャンルの飲食店で経験を積み、ソンさんは大阪で約5年間、バーの経営などをしてきた。

 今回、「幼い頃から自分の店を持ちたいと思っていた」という告野さんがソンさんに声をかける形で開業。店名にある「ポチャ」は韓国の屋台を意味し、店内も屋台を意識したレトロでにぎやかな雰囲気に仕上げた。

 メニューには、メインメニューの「ポッサム」(3,850円)、「サムギョプサル」(1,980円)、「タッカルビ」(3,520円)のほか、「日本では珍しい」という「コッチョリ(生キムチ)」(748円)、「スイカシャーベット」(1,155円)などのフードを用意。チャミスルやマッコリなど、韓国のドリンクも提供する。

 告野さんは「韓国の食堂で長年働いている妻の親戚などの協力も得ながら、メニューを作った。しょうゆやみそなどの調味料も韓国のものを使っている。本場の味に近い韓国料理を楽しんでほしい」と話す。

 「幅広い世代の人に来ていただけている。たくさんの人に愛される店にしたい」と告野さん。ソンさんは「『この料理にはこの酒が合う』など、韓国人だからこそ分かる組み合わせなども伝えられる。『宮崎の韓国料理店といえばタンタンポチャ』と言われるような店になれたら」と意気込む。

 営業時間は18時~翌3時。水曜定休。

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