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宮崎・総合運動公園のテニスコートを改修 一般利用開始

(左から)日本テニス協会の土橋登志久専務理事、宮崎県の河野俊嗣知事、日本テニス協会理事の伊達公子さん(写真提供=宮崎国スポ・障スポ局施設調整課)

(左から)日本テニス協会の土橋登志久専務理事、宮崎県の河野俊嗣知事、日本テニス協会理事の伊達公子さん(写真提供=宮崎国スポ・障スポ局施設調整課)

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 2027年の国スポ・障スポに向けて、ひなた宮崎県総合運動公園で改修が進められているテニスコート「ひなたTENNIS PARK MIYAZAKI」(宮崎市大字熊野、TEL 0985-58-5588)の一般利用が10月18日に始まった。

「世界標準に最も近い」スローハードコート

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 県が総事業費約32億2,000万円をかけて改修を進めているもので、日本テニス協会や同協会理事の伊達公子さんからのアドバイスを受けながら設計・施工を行っている。24面のうち、南側12面が完成した。世界水準の仕様となっており、次世代選手の育成や国際大会の開催も視野に入れている。

 同コートはハードコートの中でも球足が遅い「スローハードコート」と呼ばれ、ボールが高く弾むのが特徴。日本テニス協会の山西健一郎名誉会長は「日本で最も世界標準に近いコート」と話す。

 一般利用開始を前に18日、オープニングセレモニーを開催。県や日本テニス協会関係者など約100人が出席した。河野俊嗣知事は「ここを日本屈指のテニスの聖地にしていきたい」と話し、テープカットで完成を祝った。セレモニー後、初打ちを行った伊達さんは「人生で打ってきたハードコートの中で、国内では一番遅い。ジュニアなど若い世代がこのコートで練習し、世界で戦える選手に育ってほしい」と話した。

 今年12月にはテニス日本代表男子チームの合宿も予定しており、来年3月には屋内コートやクラブハウスも完成する見込み。

 利用時間は9時~17時。利用料金は、児童・生徒=270円、一般=530円(1面1時間)。現在は先行供用期間中のため、利用月の2カ月前の1日から、電話で予約を受け付ける。

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