宮崎西中学校(宮崎市原町1)で2月2日、立志式が行われた。
満14歳の立春の日に、「志を立てる式」として毎年開催している同式。今年も学生による「立志の誓い」の発表や保護者からの「励ましの言葉」が送られた。
式の後半では「キャリア教育フォーラム」も実施。宮崎学園高等学校(昭和町3)の合唱部が、全校生徒515名、保護者250名の前で演奏を披露した。
パネルディスカッションでは、「私たちの未来を切り拓く!~宮崎の魅力の再発見と自己実現のために~」と題し、パネリストと学生3名のコーディネーターによるトークセッションも開催。パネリストには訪日外国人向けビジネスを展開する「訪う」(おとなう、橘通東4)代表取締役の日高葵さんと、メディア運営事業を主軸とする「Qurumu」(橘通東4)代表の田代くるみさんが登壇した。
トークセンションでは働く意義や宮崎で働く魅力などについてコーディネーターから質問が投げかけられ、それにパネリストが回答。日高さんは「夢を諦めず、自分のやりたいことにチャレンジし続けてほしい。人生にはたくさんの選択肢があるからこそ『好きだ』『興味がある』と感じることにこだわってもらいたい」とコメント。田代さんも「宮崎はスタートアップなど、何かにチャレンジしたいと思う人を応援してくれる土壌がある。暮らしやすく、仕事もしやすい場所だからこそ、これからいろいろなビジネスが宮崎から生まれると思う」と話した。