
商業施設「オーバルパティオ」(都城市中町)内のチャレンジショップに「こはるびより」がオープンして、6月1日で1カ月がたった。
店主の新山美穂さんは看護師として働いた経験を持つ。「コロナ禍で外出できない時期に出産し、外出しづらい状況だったため、もともと好きだったお菓子やパン作りを始めた」と話す。「開店に向けて背中を押してくれる人が多かった。チャレンジショップの期間終了後のことはまだ決めていないが、この1年間はやってみようという気持ち」と意気込む。
チーズや和紅茶などのスイーツに使う材料は、地元の都城になるべく近い地域のものから選ぶ。いずれも米粉を使う「キャロットケーキ」「おつまみスコーン」「レモンケーキ」「シフォンケーキ」やスパイスクッキーの「スペキュロス」などをそろえ、店頭にはその中から4~5種が並ぶ。
新山さんは「家族が笑顔になる体に優しいスイーツを提供したい。今後は米粉だけでなく、全粒粉など他の材料を使うものやホールケーキも提供していきたい」と話す。
営業は土曜・日曜・月曜の11時~16時。インスタグラムからの予約も受け付ける。